2017年3月2日木曜日

FME 2017.0 リリース

2017-03-02発信

FMEの最新バージョン FME 2017.0 (build 17259) がリリースされました。
製品版ライセンスの年間保守を継続されている方、および、評価版ライセンス有効期間内の方は、次のページからインストーラーをダウンロードし、アップグレードできます。
FME Downloads
http://www.safe.com/support/support-resources/fme-downloads/
※インストール先フォルダを別にすることによって、1台のマシンで複数のバージョンのFMEを同時に利用することもできます。

FME Workbench では新たに "Parameter Editor" というドッキングウィンドウが導入され、トランスフォーマーなどのパラメーター設定画面(ダイアログボックス)を開かずにパラメーターの編集ができるようになるなど、ワークスペース作成をさらにスピードアップするための改良がなされました。
"Parameter Editor" は、Workbench メニュー: View > Windows > Parameter Editor をチェックすることによって利用可能になります。是非、お試しください。

リーダー・ライターやトランスフォーマーの追加・改良も行われ、FME活用の幅がさらに広がっています。
次のブログ記事で追加された機能や改良された事項が紹介されていますので、ご参照ください。
The Safe Software Blog | What’s New in FME 2017.0
https://blog.safe.com/2017/01/whats-new-in-fme-2017-0-release-candidate-available/

■ FME 2017 対応の日本語言語パックについて

FME 2017 対応の日本語言語パックは、4月中の公開を目途に用意する計画です。利用可能になった時点で、改めてお知らせします。
当社サポートサイトで公開している FME 2016.1 対応版を FME 2017.0 に適用することもできます。
ただし、2017.0 で新たに追加された機能等に関する部分は日本語化されないことにご留意ください。
FMEサポート
http://www.pragmatica.jp/fme/support.html

■ FME Data Inspector 背景地図として「地理院地図」を利用する方法

以前も予告したとおり、FME 2017.0 では、Data Inspector の背景地図 (Background Map) オプションのひとつとして「地理院地図」が追加されました。
再度、使い方をご紹介します。

(1) Data Inspector メニュー: Tools > FME Options で FME Options 画面を開く。
(2) Backgound Map として "Japan GSI Maps" (地理院地図) を選択する。
(3) Parameters (パラメーター) ボタンをクリックして地図の種類、例えば "Standard" (標準地図) を選択する。

これ以降、ビューウィンドウに2Dジオメトリフィーチャー (ただし、座標系が正しく設定されているものに限ります) を表示したとき、選択した種類の地理院地図が背景に表示されるようになります。

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