2017年3月22日水曜日

FME 2017.0 アップデート ほか

2017-03-22発信

1. FME 2017.0 アップデート

FME 2017.0 公式リリース版が更新されましたので、お知らせします。
更新後のバージョン: FME 2017.0.0.1 build 17271

製品版ライセンスの年間保守を継続されている方、および、評価版ライセンス有効期間内の方は、次のページからインストーラーをダウンロードし、アップグレードできます。

FME Downloads
http://www.safe.com/support/support-resources/fme-downloads/
※インストール先フォルダを別にすることによって、1台のマシンで複数のバージョンのFMEを同時に利用することもできます。

なお、当社ウェブサイトで暫定的に公開していたホットフィクス版 (build 17265) のダウンロードは廃止しました。


2. 基盤地図情報DEM対応の新カスタムフォーマット: JP_FGD_DEM2 公開

FME 2017.0 では FME Objects Python API にラスター処理用のクラス等が追加され、それらを利用することによって数値データに基づくラスター作成が効率的に行えるようになりました。
従来から FME Hub (旧 FME Store) において基盤地図情報DEMをラスターとして読み込むためのカスタムフォーマット (JP_FGD_DEM) を公開してきましたが、この新しい Python API を利用して全面的に更新し、新たなカスタムフォーマット JP_FGD_DEM2 として公開しました。
次のページをご参照ください。

FMEサポート | 国内データ変換のサポート (カスタムフォーマット)
http://www.pragmatica.jp/fme/jpformats.html

FME Hub | Japanese Fundamental Geospatial Data (FGD) DEM V2 (JP_FGD_DEM2)
https://hub.safe.com/formats/japanese-fundamental-geospatial-data-fgd-dem-v2

これまでの JP_FGD_DEM も引き続き利用できますが、FME 2017.0 以降で新たに作成するワークスペースでは、新しい JP_FGD_DEM2 も是非お試しください。


3. 日付/時刻関数 (Date/Time Functions) の導入

日付/時刻の値について、FME 2016 までは書式変更などのごく限られた操作しかサポートしていませんでしたが、FME 2017.0 では新たに「日付/時刻関数 (Date/Time Functions)」と総称される関数群が導入され、日付/時刻値に対するさまざまな操作がし易くなりました。
次のページに全ての日付/時刻関数の構文等を掲載しましたので、ご参照ください。

FMEリファレンス | 日付/時刻関数 (Date/Time Functions)
http://www.pragmatica.jp/fme/references/ReferenceDateTimeFunctions.html

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