2015年7月12日日曜日

新企画「FMEケーススタディ」サイト開設

2015-07-12発信

1.「FMEケーススタディ」サイトの開設について

前々回、前回と2回続けて具体的なワークスペース例をご紹介しましたが、それらも含めて、さまざまなワークスペース例をご紹介するための専用サイト「FMEケーススタディ」を設けましたのでご案内します。
FMEケーススタディURL:
http://fme-casestudy.blogspot.com/

このサイトでは、原則としてウェブ上で公開されているデータを素材として具体的なデータ変換・統合のシナリオを想定し、それを実現するためのワークスペース例を掲載していくこととします。
良く使われるトランスフォーマーやそれらの組み合わせの基本的なパターンを取り上げることにより、現実の課題を解決するためのワークスペース作成の参考例になるようにしたいと考えています。

各記事で取り上げるシナリオ・ワークスペース例は、データフロー全体が一目で見渡せるようにはできるだけ簡潔なものとするとともに、短時間で読み切れるように説明は要点のみにしています。
詳細についてご不明な点がありましたらお問い合わせいただくか、「FMEユーザーフォーラム」でご質問ください。
FMEユーザーフォーラムURL:
https://groups.google.com/forum/?hl=ja#!forum/fmers

また、ケーススタディのテーマについてのご要望がありましたらお知らせください。
ご要望に沿った記事も追加していきたいと思います。

-----
2. FMEのバージョン表記方法について

FMEは年1回(通常は1月中旬)メジャーバージョンアップが行われるとともに、年4~5回、小規模な改良や累積的なバグ修正を行ったアップグレードバージョンがリリースされます。
FME 2014までは、年内のアップグレードバージョンはSP(サービスパック)番号で表されていましたが(例: FME 2014 SP5)、FME 2015からは、ドットで区切った番号で表されるようになりました(例: FME 2015.1.0.3)。
この"YYYY.A.B.C"形式での表記のうち、"A"は従来のSP番号に相当し、年4回程度更新されます。
"B"は"A"の更新サイクル以外の時期にアップグレード版をリリースしたとき、"C"は主にホットフィクス(迅速なバグ修正)をリリースしたときに更新されます。

インターネットに接続している状態で FME Workbench を開き、メニュー: Help > Check for Updates を選択すると、使用中のFMEがその年の最新版であるかどうかが確認できます。
最新版は次のページからダウンロードでき、FME年間保守(または評価版ライセンス)の有効期間内であればいつでもアップグレードできます。
FMEダウンロードページURL:
http://www.safe.com/support/support-resources/fme-downloads/

"B"と"C"の更新は不定期なので時々チェックし、できるだけ最新版をご利用になることをお勧めします。

0 件のコメント:

コメントを投稿