2016-03-02発信 地理院地図 (電子国土Web) で使われている「地理院タイル」の仕様は、国土地理院ウェブサイトの次のページで公開されています。 地理院タイルを用いた開発 (国土地理院サイト) http://maps.gsi.go.jp/development/ 地理院タイルはウェブマップタイル方式で提供されている画像 (一部テキスト) データセットであり、ウェブマッピングアプリケーションのベースマップとして利用できるほか、ラスターデータとして取得してオフラインで利用することも可能です。 地理院タイルをラスターデータとして取得する処理を任意のFMEワークスペースに簡単に組み込めるよう、カスタムトランスフォーマー "JpGsiTileFetcher" を作成しました。 次のページで公開しましたので、必要に応じてダウンロードしてご利用ください。 FMEサポート | 国内データ変換のサポート (カスタムトランスフォーマー) http://www.pragmatica.jp/fme/jpformats.html#transformers *ダウンロードするには、このメール本文の後に記載しているサポートリソースアクセス用のユーザー名、パスワードによる認証が必要です。 また、このカスタムトランスフォーマーの使用方法に関して次の記事も掲載しましたので、あわせてご参照ください。 FMEケーススタディ | 地理院タイルデータの取得 - 西之島付近噴火活動 正射画像の例 http://fme-casestudy.blogspot.com/2016/02/blog-post_25.html ----- ウェブマップタイルをベースマップとして利用すること自体はアプリケーション側のプログラムが行うことであり、それについて FME は直接貢献しません。 しかし、アプリケーションがなんらかのデータ変換処理を必要とする場合には、それを担うバックエンドとして FME Server が活用できるケースはあると考えられます。 次の記事では、FME Server によるデータ変換結果をアプリケーションの地図画面上に表示する例を掲げています。 FMEケーススタディ | FME Server とウェブアプリケーション [地理院タイル] http://fme-casestudy.blogspot.com/2016/02/fme-server.html FMEケーススタディ | データベースの空間検索機能の利用 - 国土数値情報 (医療機関) [Google Maps] http://fme-casestudy.blogspot.com/2016/02/blog-post.html 以上、FMEの活用について検討するうえでの参考にしていただければ幸いです。
2016年3月2日水曜日
地理院タイルの利用
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